The Tired Sounds of Stars of the Lid (2001)

アメリカのアンビエント/ドローンのデュオ、Stars of the Lid による2001年の6thアルバム。このデュオは Brian McBride と Adam Wiltzie により、テキサス州のオースティンにて結成されました。

CDでは2枚組、124分と長尺の作品です。サウンドのほうは…なんて説明したらいいんでしょうね? ひたすら抽象的なドローンです。繰り返される輪郭の曖昧なストリングスの音色、それに輪郭の曖昧な…何だろう…何だかわからない音色。でもそれが、すごく心地いいんですよね。2時間あるのに全然飽きません。聴いてるといつの間にか再生が終わってる感じです。

あと、曲のタイトルになんだかちょっとユーモアを感じさせますね。現代音楽の流れを汲んでいる感じがします。

ブライアン・イーノ Brian Eno の「Ambient 4: On Land」あたりにハマった人はどストライクなのではないでしょうか。名盤だと思います。