Soundgarden – Louder Than Love (1989)

アメリカのシアトル出身のロックバンド、サウンドガーデン Soundgarden による2ndアルバムです。彼らのメジャーデビュー作でもあります。

これは良盤ですね。1stに比べてだいぶ聴きやすくなっています。2曲目「Hands All Over」がアルバムの雰囲気をよく表していますね。ポップというほどではないですが、ヘヴィなサウンドにしっかりメロディが乗って、骨太な音を聴かせてくれます。

3曲目「Gun」も面白い曲。スローなテンポで始まりますが、徐々にテンポが上がっていき、曲の中盤の「Fxxk it up!!」のかけ声とともにハイスピードなギターソロに入ります。ソロのあとは再びスローなテンポに戻ります。

5曲目「Get On The Snake」は歌メロが聴きやすく、シングル向きの曲。7曲目「Loud Love」、10曲目「Uncovered」はミドルテンポのヘヴィ・ロックです。

11曲目の「Big Dumb Sex」はこのアルバムの中でも最もキャッチーな曲かもしれません。ヴォーカルの力量はさすがですね。ギターも素晴らしいです。

彼らの代表作である3rdアルバム「Badmotorfinger」(1991)が気に入ったら、その次くらいに本作を聴くのがちょうどよいのではないでしょうか。