WordPressでブログ開設にあたり設定したこと

このブログは2021年1月に WordPress 5.6.1 を使用して開設しました。開設にあたって一通り設定したことを書き記そうと思います。

この記事は2021年2月現在の最新情報に基づいて書かれています。場合によっては各種サービスのアップデート等で詳細が変わっているかもしれないので、そのときは別途最新情報を検索してみてくださいね。

サーバをレンタルしてドメインを取得する

まずはここからですね。私はGMOペパボが運営する「ロリポップ!レンタルサーバー」と「ムームードメイン」を使用しました。

ロリポップのプランは WordPress が使用できるプラン(データベースが使用できるプラン)にする必要があります。私が契約したタイミングでは月額250円からでした。

サーバのレンタルとドメインの取得については、詳しく説明したサイトが他にもあると思うので、わからないことが出てきたら検索して調べてみてくださいね。

WordPress をインストールする

「ロリポップ!レンタルサーバー」を利用する場合、「簡単インストール」という機能があります。ユーザ専用ページから最新の WordPress を自動でインストールする機能です。こちらを使用する場合、画面の指示に従っていけば特に問題なくインストールできると思います。

「簡単インストール」のような機能がないレンタルサーバの場合、WordPress の公式サイトから本体をダウンロードしてきましょう。WordPress のユーザサポートページに「5分間インストール」という記事があるので、そちらを参照しながらインストールするといいと思います。

無事インストールが済んだら、インストールしたアドレスをブラウザで開いて、トップページを表示してみましょう。また、トップページのアドレスに「/wp-admin/」を加えて、管理用の画面に飛べるかチェックしてみましょう。うまくいっていれば「ダッシュボード」という管理用画面が開けるはずです。

テーマを設定する

ブログの外観を決めるステップです。ダッシュボードのメニューから「外観」→「テーマ」を選択しましょう。サイトが空っぽの状態だとイメージしにくいので、先に「投稿」メニューからテスト用に適当な記事を投稿してから行ってもいいかもしれません。

デフォルトの状態でも素敵なテーマがいくつか入っているので、テーマを選択して「ライブプレビュー」を選択してみましょう。そのテーマを使用した場合の外観を実際の画面でチェックすることができます。気に入ったテーマが見つかったら、「有効化」を選択して実際のテーマに反映しましょう。

ダッシュボードのメニューの「外観」から「カスタマイズ」や「ウィジェット」を選択すると、さらに詳細な外観の設定を行うことができます。

気に入ったテーマが見つからなかった場合は、テーマの選択画面から「新規追加」を選択すると「テーマの追加」画面に行くことができます。ここから気に入ったテーマをインストールしてみるのもよいでしょう。

ちなみに本ブログは、デフォルトでインストールされているテーマの一つである「Twenty Nineteen」を使用しています。

バックアップのプラグインをインストールする

WordPress の機能は「プラグイン」と呼ばれる方式で追加することができます。まずは大切なブログをバックアップするために、バックアップ用のプラグインをインストールしましょう。

ダッシュボードのメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択し、検索キーワードに「All-in-One WP Migration」と入力しましょう。該当のプラグインが出てきたら、「今すぐインストール」を選択します。

インストールが完了して「有効化」のボタンが出てきたらそれを選択しましょう。(「有効化」のボタンは出ずにデフォルトで有効になったかもしれません、どちらだったかは忘れてしまいました。。)

プラグインが有効になったら、ダッシュボードのメニューに「All-in-One WP Migration」の項目が追加されていると思います。「All-in-One WP Migration」→「エクスポート」と選択して、「エクスポート先」→「ファイル」と選択するとブログ全体のバックアップが作成されて、それをローカルに保存するためのリンクが表示されます。

アクセス解析をインストールする

プラグイン「Site Kit by Google」では、Google アナリティクスをブログ上で有効にすることができます。アナリティクスのアカウントを持っている方はこのプラグインのインストールを行います。

ダッシュボードのメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択して、「Site Kit by Google」と検索してみましょう。該当のプラグインが出てきたら、インストールと有効化を行います。

成功するとダッシュボードのメニューに「Site Kit」という項目が追加されますので、「Site Kit」→「設定」から画面の指示に従ってアカウントの設定等を行ってください。Google AdSense のアカウントをお持ちの方はここで一緒に設定を行っておくことをおすすめします。

なお Google アナリティクスのアカウントをお持ちでない方は、「Slimstat Analytics」というアクセス解析用のプラグインをインストールする方法もあります。これまでに説明した方法と同様の方法で、検索とインストールを行ってみてください。

Google検索対策のサイトマップを作成する

Googleのサーチエンジンから自分のサイトを見つけてもらえるように、サイトマップというものを作成してGoogleに送信するという方法があります。

「Google XML Sitemaps」というプラグインを検索して、インストールして有効化しましょう。有効化に成功すると、ダッシュボードの「設定」の中に「XML Sitemap」という項目が現れますので、それを選択します。

「XML Sitemap」のページが開かれると、「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」という記述があると思います。ここに表示されたサイトマップのアドレスをGoogleの「サーチコンソール」に送信します。

Googleの「サーチコンソール」にアクセスしてください。ここでひょっとしたら何かサイトに関する設定手順があるかもしれませんが、画面の指示に従ってください。うまくいくと、「Google Search Console」のページが開かれます。

サーチコンソールの画面のメニューから、「インデックス」→「サイトマップ」を選択します。「新しいサイトマップの追加」という欄がありますので、先ほど WordPress 上で表示したサイトマップのURLをここに入力して「送信」を押します。

送信がうまくいくと、「送信されたサイトマップ」の欄に「ステータス:成功しました」の行が表示されると思います。

Google AdSense で広告を表示する

Google AdSense のアカウントをお持ちの方は、ブログに広告を表示してみましょう。

先に設定した「Site Kit」の AdSense に関する設定項目の中には「Let Site Kit place AdSense code on your site (RECOMMENDED)」という項目があり、これを有効にするとサイト上に自動で広告が表示されるようになります。

ただ、この方法で自動表示される広告はサイトのデザインや可読性を損なってしまうケースもあるので、使用は運営者の好みにもよると思います。使用したくない場合は、自動広告を無効にして「ウィジェット」等のメニューから AdSense の広告コードを手動で貼り付ける方法をおすすめします。私は手動で広告コードを貼り付ける方法を選びました。

(2021年2月28日追記:この後、広告をウィジェットの位置に限らず自由な位置に配置したかったため、「Advanced Ads」というプラグインを追加で導入しました。)

広告が表示されないといったトラブルに関しては、別途ヘルプを参照したり検索を行ったりしてみてください。

関連する投稿を表示するプラグインをインストールする

ブログにはよく「関連する投稿」という項目を表示する機能があります。今読んでいる記事と似た内容の記事を、自動的にリストアップして表示してくれる機能です。

「Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)」というプラグインをインストールすると、この機能を実現することができます。先述したプラグインのインストール方法と同じ方法で、プラグインのインストールと有効化を行います。

おわりに

私がブログ開設にあたって設定した項目はおおむね以上です。情報が足りないと感じた部分は、詳細を詳しく解説しているサイトなどが他にあると思いますので、適宜検索してみてくださいね。

それでは、楽しいブログライフを!