ブログを書くコツ、続けるコツ

みなさんは文章を書くのが好きですか? ブログというものに興味を持ち、「やってみたい」と思ったことがあるでしょうか。それとも、もうブログを始めた経験があるけれど、「思うように続かない…」と悩んでいたりしないでしょうか。

このブログも早いもので、記事の数が80を超えました。ブログを始めた当初は、こんなに続くなんて思ってもいませんでした。そんな私から「ブログを書くコツ、続けるコツ」について、いくつか語ってみたいと思います。

まずは始めてみよう

あなたがこの記事を見つけたということは、おそらくブログ執筆ということに興味を持っているはずです。思い立ったらすぐに始めてみましょう

「うまく書けるかな」「続けられるかな」というモヤモヤがあるかもしれませんが、それは実際に始めてみなければわからないことです。もしあなたが初期投資としてそれなりにお金のかかる趣味を始めようと思っているのなら、始める前に少し悩むのは賢明なことと言えるでしょう。しかし、ブログ執筆を始めるのに特にお金はかかりません。失敗したって別に失うものは何もないのです。

無料のブログサービスを探してみて、登録してみましょう。ネット関係の知識のある方は、「有料のレンタルサーバを借りて独自ドメインを取って運用したいな」などと考えるかもしれません。実際に私もそうしています。しかし、形式を整えるのはあとからでもできます。無料のサービスでブログを始めてみて、それが「続きそうだな」と思ったら、有料のサービスに引っ越せばいいのです。最初からキッチリしようとすると、いつまで経っても始められないかもしれません。まずは始めましょう

Twitterはいい訓練になる

みなさんはTwitterをやっていますか? これがけっこう、文章を書く訓練になります。文字数に制限がある中でわかりやすい文章を書こうとすると、自然と文章が上手くなっていきます

Twitterはブログよりもさらにハードルが低いでしょう。ここでも「とりあえず始めてみる」という手段は有効です。別に何か意味のあるツイートをしなければならないわけではありません。今日の夕飯は何を食べただとか、その程度のことでもいいのです。

Twitterは日常生活で雑談をするのと同じで、頭の中のモヤモヤを言語化してスッキリさせる効果もあります。ブログの記事に発展しそうにないような小ネタでも、とりあえず書いてみましょう。そのうちにそのトピックに関する思考が整理されて、ブログ記事にできる程度のボリュームの文章が書けるようになるかもしれません。

何でもネタにしよう

あなたが興味を持っているあることを、何でもいいから書いてみましょう。対象に本物の興味があるなら、書かれた文章はきっと面白くなります。「どうしたらウケる文章や話題が書けるのか」について、工夫したり考えたりすることは確かに大切です。しかし、それは二番目に考えることです。まずはあなたの興味がどこに向いているのか、それが大切です。

「自分はトークも下手で、人を面白がらせるような話は書けない」などと思っていませんか。幸いにも、世界には日本語を理解できる人が一億人以上もいます。どんなにマイナーな話題でも、あなたの興味に共感を示す人は必ずどこかにいるはずです。

たとえばこの記事の筆者は、アイルランドという国(イギリスの隣にあります)の伝統的な音楽が好きで、「コンサーティーナ」というアコーディオンに似た楽器を弾くことを趣味としています。よく公園で楽器の練習をするのですが、「何の楽器ですか?」「何の音楽を弾いているんですか?」と訊かれたことはあっても、「アイルランド」や「コンサーティーナ」という言葉を言い当てた人はひとりもいません。この記事を読んでいるあなたもきっとそうでしょう。

しかし、私はアイルランドの音楽に少数ながらも熱心なファンがいることを知っています。だから私はアイルランドの音楽についてブログに書きます。CDのレビュー記事を書いたり、楽器の選び方についての記事を書いたりするのです。

マイナーな話題について詳しいということは、ブログの世界ではむしろ武器になります。数少ない情報を求めて、ネットで検索して記事を探し当ててくれる人がいるからです。もしもこれがあまりにメジャーな話題の記事だったら、あなたの記事はネットという膨大な情報の海に埋もれてしまい、その記事にまでたどり着いてくれる人はあまりいないかもしれません。

つらい経験が糧になることも

人生は楽しいことばかりではないので、あなたもきっと苦い経験をたくさんして今まで生きてきたことでしょう。さて、あなたを襲った過去の逆境の経験は、同じような経験をしつつある人に対して、貴重な経験者の肉声として映るかもしれません。何かアドバイスできることがあるかもしれません。あなたが血肉をかけて立ち向かった経験を思い出してみてください。きっと何かがあるはずです。

たとえばこの記事の筆者は、20代前半の若い盛りに、うつ病という病気で働けなくなるという経験をしました。うつ病は最悪のケースでは自殺にもつながる、たいへん重大な病気です。私はもし人生でこのような経験をしなくても済む道があったなら、おそらくそちらを選んだことでしょう。

しかし、私はこの経験のおかげで精神科医療やメンタルヘルスの問題について詳しくなりました。そして病気を経験した人にしかできない、世の中への貢献方法があるはずだと思うようになりました。自らの経験を自らの言葉で語ることです。その言葉は今も同じ病気で苦しんでいる人にとって、きっと何らかの力を持つだろうと信じています。

書き溜めて、寝かせてみよう

少し話が大きくなりましたが、ブログの記事の話題は何も大層な話ばかりでなくてもいいのです。スマートフォンにメモのアプリは入っているでしょうか。日常で思いついたことの断片をスマートフォンにメモしていきましょう。すぐにはブログのネタにならなそうなことでも大丈夫です。

文章を書くというのは、ある程度スッキリした頭でないとできませんから、疲れている日などは筆が進まないことなどもあると思います。それは自然なことです。アイデアを書き溜めて、寝かせましょう。清書するのはコンディションがいい日に任せればいいのです。毎日毎日冴えた文章が書ける人間である必要はありません。そのうち書ける日が来ます。

おわりに

思いつくままにつらつらと書いてきましたが、最後にもう一つだけコツがあります。楽しみましょう。義務感から執筆を進めてみても、きっといい文章は書けません。楽しんでいきましょう。「あれ、今は楽しめてないな」と思ったら、ひと休みしてみましょう。

私はブログの執筆ということを通して、一つの新たな趣味を得たように思います。では、みなさんにも素敵なブログライフがありますように。