ギターのスティーヴ・モーズ Steve Morse を中心としたジャズロック・バンド、ディキシー・ドレッグス Dixie Dregs。1978年のモントルー・ジャズ・フェスティバルのライヴで、DVDとデジタル配信による音源がリリースされています。
ジャズロックの大名盤だと思います。基本的にはギターとヴァイオリン、そしてキーボードが楽曲をリードしていますが、ベースとドラムもめちゃくちゃに上手いです。テクニカルであると同時にエンタメ性も忘れておらず、楽曲もすごくいいです。
バンドのラインナップは以下のとおりです。
- Steve Morse (Gt)
- Allen Sloan (Vn)
- Andy West (Ba)
- Rod Morgenstein (Dr)
- Mark Parrish (Key)
DVDで見てもショーとして一級品ですし、音源で聴いてもまったくアラのない演奏で驚いてしまいます。音源だけ聴くと、観客の拍手と歓声がなければ本当にライヴ録音なのかと疑ってしまうレベルです。
映像は YouTube で検索しても出てきますが、コレは版権大丈夫なんでしょうか…という感じなので、正規のDVDを入手して観ましょう。
YouTube で収録曲をチェックするなら、中でも「The Bash」はぜひとも観てみてほしいですね。超絶技巧のギター&ヴァイオリンが中心となったカントリー風の曲で、演奏は圧巻の一言です。芸術性とエンタメ性がここまで高いレベルで融合している演奏はなかなか聴いたことがないです。
ジャズロック好きにはぜひともおすすめしたい一枚ですね。