自炊が続かない人におすすめの鍋生活

本記事はタイトルのとおり、鍋生活のすすめです。なおこの記事はギャグではありません。真面目な自炊生活にまつわる記事です。では、行ってみましょう。

自炊を阻むさまざまな要因

みなさんは自炊を阻む要因って何だと思いますか? 思いつくままに挙げてみましょう。

献立を考えること。面倒ですね。毎日毎日、栄養バランスも考えて違う献立を立てるなんて大変面倒なことです。

買い物をすること。これもやっかいです。これは上に挙げた「献立を考えること」とリンクしていますね。食材が切れたら買い物をしなければならないですが、何を買うのかはある程度献立が決まっていないと決まらないことです。「適当に食材を買ってあとで何の料理にするか考える」なんて芸当のできる人は、そもそもこの記事を読んでいないでしょう。

調理をすること。お料理です。これも楽しんでできるという方は恵まれているでしょう。たとえば夜遅くに仕事から帰ってきて、その上で調理をしなければならないなんてことは、多くの人にとっては気分転換になるよりやっかいごとに含まれるでしょう。

洗い物と掃除をすること。これも面倒ですね。食べたら食器を洗わなければなりません。キッチン周りも汚れてくるので、定期的に掃除をしなければなりません。

以上のようなさまざまな要因から、自炊というものはたいへん面倒くさいものとなっています。

鍋によるソリューション

ここでパラダイムシフトです。毎日同じものを食べましょう。具体的には? 鍋です。毎日鍋を食べましょう。筆者は冗談を言っているのではありません。

鍋生活は自炊にまつわるさまざまな問題を解決してくれる素晴らしいソリューションです。順を追って見ていってみましょう。

献立を考えること。これは一発です。「鍋、以上」です。のちに記載しますように、鍋は野菜・お肉・主食を実にバランスよく摂ることができます。使用する鍋の素を何味にするか考える程度でいいでしょう。飽きが来ないようにいろんな種類の鍋の素を使ってみましょう。

買い物をすること。これも完璧なルーチンにできます。鍋用のカット野菜を買いましょう。白菜、ネギ、にんじん等がカットされて入っています。今はそんなに便利なものが存在するのです。もしお近くのスーパーで取り扱っていなければ、白菜やネギ等を個別で買いましょう。あとはしゃぶしゃぶ用のお肉、たまご、うどん玉を買いましょう。

調理をすること。簡単です。カット野菜とお肉を煮るだけです。カット野菜が使用できる場合は包丁すら出番がありません。無敵です。カット野菜がない場合は白菜等を切る必要がありますが、そこまで手間ではありません。1度に3〜4日分を煮てしまいましょう。あとは毎日のお食事の前に、加熱しながら1食分のうどん玉を落として、たまごも入れましょう。これで1食が完成します。

洗い物と掃除をすること。これも簡単です。鍋生活においては、食事の際のうつわは大きめのものが1つあれば事足ります。食器1つとお箸を洗うだけでよいのです。無敵です。鍋生活では基本的に油跳ねなども存在しないため、キッチンのお掃除も比較的少ない頻度で済ますことができます。

本記事をここまで読み進めたあなたは、既に鍋生活という素晴らしいソリューションを実現する知識を手に入れました。明日から開始しましょう。エンジョイ!

ちょっとした補足

さすがに毎日鍋だと飽きますか? 私は飽きませんが…。まあ飽きる人もいるものとして話を進めます。

スーパーで買い物をするときは、その日のお弁当を買ってもいいことにしましょう。毎食必ず自炊しなければならないというわけではないのです。なるべく栄養バランスの取れたお弁当を選ぶとよいでしょう。

ときどき外食を織り交ぜるのも賢い方法です。週に1度程度はそこまで栄養バランスを考えた食事をしなくても、まあ許容範囲でしょう。

あなたがこの素晴らしい鍋生活によって、楽ちんで栄養バランスの取れた食生活を送れるようになることを祈っています。では!