ワイヤレスイヤホンをお探しの方におすすめの SONY WF-1000XM3 レビュー

ワイヤレス(Bluetooth無線)イヤホンをお探しの方におすすめなのが、SONY の WF-1000XM3 というモデルです。今回はこちらの商品についてレビューを書いてみたいと思います。

音質は良好なバランス型

まず音質ですが、クセのないバランス型となっています。高音や低音が不自然に分離している感覚がなく、クラシック・ロック・ジャズ・テクノとどのジャンルでも自然に聴けてしまう万能選手です。

製品によっては「低音がよく効いていると感じさせると思ったら、長時間聴くと疲れてしまう製品だった」などというケースもありますが、本製品は自然な低音域となっており、聴いていて疲れません。その割に輪郭がはっきりと聴き取れる低音で、本製品のポテンシャルの高さがうかがえます。

本製品のようないわゆるカナル型のイヤホンでは装着感も大事になってきますが、イヤーピースがしっかり複数サイズ付属しているので、各ユーザが自分に合ったサイズのものを使用することができます。

ノイズキャンセリングが強力

本製品はノイズキャンセリングが強力です。通勤電車などで毎日使用するユーザにとっては非常に嬉しい機能です。

特にノイズキャンセリング効果が高いのが、電車の中や街頭などで無意識のうちに聞き流している「ゴーッ」という持続音です。これにはノイズキャンセリングを使用して初めて「世の中って騒音で溢れているんだな」と気付かされます。

ちなみに本製品を身につけて徒歩で移動をしていると、気をつけていないと後ろから来る車の気配に気付かなかったりすることがあります。遮音性能とノイズキャンセリング機能の高さゆえですが、移動にあたっては周りに気をつけましょう。

バッテリーが長持ちする

個人的にびっくりしたポイントです。本製品のようなワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体とケースの両方にバッテリーが内蔵されていますが、通勤で毎日使用していても、ケースへの充電が週に一回で済むから驚きです。

公称ではイヤホン本体とケースへの充電で合計最長24時間の動作が可能だそうです。毎日の充電というのは意外とわずらわしい作業ですから、それが週に一回程度で済むというのは嬉しいですね。

おわりに

私は本製品を使用するまでノーブランドの安価なワイヤレスイヤホンを使用していたのですが、「毎日使うものだから」とやや高級志向の本製品に乗り換えを行いました。結果的に毎日の音楽体験が向上し、QOLが上がったなというのが率直な感想です。

音楽好きで安価なイヤホンを使用されている方には、思い切って乗り換えの検討をする価値がある製品だと思います。おすすめです。