やみくもに机に向かっているだけでは、生産性というのはなかなか上がらないものです。今回はそんな仕事の生産性を上げるための休憩と気分転換の仕方について考えてみたいと思います。
基本は「脳に変化を与える」です。それではいってみましょう。
身体を動かす
あなたがデスクワークの仕事をしているのなら、頭と指先以外はちっとも動かさない時間を長く過ごしているかもしれません。身体を動かしましょう。
大きなオフィスで働いているのなら、少し離れた休憩室や自販機のコーナーまで歩くようにしてみましょう。違うフロアに行くのなら、エレベーターより階段を使ったほうがよいでしょう。
定期的にお手洗いに立つなどして、動く機会を作りましょう。伸びをしてみたり、肩をほぐしてみるのもよいでしょう。
人間は身体というベースの上に心が載っている生き物です。行き詰まったときなどは、身体に刺激を与えることで心のスイッチが切り替わって、ストンと解決策が浮かぶかもしれません。
人と雑談する
もしあなたがオフィスで働いているのなら、特別な用事がなくとも、ときどきは人と雑談をするとよいでしょう。雑談は気持ちを切り替え、やる気のスイッチを入れるのに効果があります。
もし仕事をしている上で、いまいちスイッチがONにならないなと感じるときがあったら、あえて一度スイッチをOFFにして雑談に興じてみるのです。雑談が終わったとき、あなたは自然とスイッチがONになっていることに気がつくかもしれません。
職場での雑談は、多くの場合、完全な「雑談」ではありません。何かしら仕事をする上での情報交換という面が含まれていることが多いのです。職場での人間関係と業務遂行を円滑にする上でも、定期的な雑談というのは効果のある方法です。
外に出る
あなたはお昼休みをどのように使っているでしょうか。食事を取ったら、あとは机に突っ伏して眠るという人もある程度いると思います。
可能ならば、お昼は外に出て散歩してみるとよいでしょう。日光を浴びて、外の風を肌で感じながら歩くのです。季節の風景を見ながら歩くのもよいでしょう。
人間はいくら進化した動物であるといっても、依然として自然の中で生きる動物です。オフィスや工場といった環境は、人間にとって完全に自然なものとはなり得ません。だからときどき外に出て、自然の成分を補給するのです。
あなたがもしフリーランス等の立場であれば、時間と場所の自由は最大限利用するべきでしょう。仕事がうまくいかないときは、とりあえず外に出て散歩してしまうのです。これは普通に想像される以上の効果があります。
おわりに
仕事の効率を上げるための休憩と気分転換の方法について触れてみました。働く環境は人によって微妙に異なるものなので、可能なものから取り入れていくとよいでしょう。
あなたにとって仕事がなるべく楽しく、やりがいのあるものであることを願っています。では。