ストレスの解消法、発散法を考える

人間が生きていく上では、ストレスとの関わりは避けて通れません。今回はそんなストレスと上手に付き合っていく方法について考えたいと思います。

外に出る、身体を動かす

人間というものは身体というベースの上に心が乗っかった生き物です。ストレスというものは普通、精神的なものと理解されるでしょう。しかし、ストレス解消には身体からアプローチしたほうがいいケースも多いものです。

散歩はストレス解消の手段としてとてもおすすめできる方法です。旅行のように特別な場所を歩く必要はありません。身体を動かすことで、五感に刺激を与えましょう。それぞれの季節の風景を楽しみましょう。

あなたがスポーツが好きならば、それを行うのはとてもいい方法です。しかしもしスポーツが得意でないのなら、先に挙げた散歩、つまりウォーキングが次善の策です。身体を動かしましょう。

私は休日の朝、少し離れた公園まで長距離のウォーキングをするのを習慣にしています。公園に着いたら、缶コーヒーを1本だけ飲んで、ぼんやりします。この散歩から帰ったあとは自然と気持ちが切り替わって、溜まった家事なども「さあやるぞ」という気分になります。

趣味を始める、人と繋がる

趣味を持つというのはストレス解消の上でとても有効です。あなたが既に趣味を持っているのなら、大いにやりましょう。まだ持っていないのなら、アンテナを広げて、何か新しい趣味を見つけるときです。

人は何も働くために生きているわけではありません。何か楽しいことのために生きる、そのために働く、というのが理想でしょう。仕事以外に生活の中心となる趣味を見つけましょう。

おそらく趣味を持つと、それを通じて人と繋がることができます。仕事以外の人間関係というのは、本当に人間関係を豊かにしてくれます。大人になってから友達を作るということは、一般には少し難しいことと思われるでしょう。しかし、趣味があればそれは難しくありません。

私は楽器を弾くことを趣味としています。休日にはいつも楽器ケースを持って決まった場所へ行き、外で楽器の練習をします。ときおり通りかかった散歩中の人が話しかけてくれることもあります。そしてときには人と一緒に演奏したり、人前でライブを行なったりします。楽器と出会ってから、私の人生は確実に豊かになりました。

休む、眠る、何もしない

現代はあまりにも刺激の多い社会です。きちんと休めているでしょうか。睡眠時間は十分でしょうか。ストレス解消には何かを「する」ということが大事であると同時に、何も「しない」ということもまた重要です。

あなたが仮に音楽好きだとしても、ときには音楽を止めて、静かな時間を過ごすことは重要です。人間は考える生き物ですが、ときには何も考えない時間も必要です。先に挙げた散歩などは、身体に対して何かを「する」と同時に、頭に対して「何もしない」という状況を作ってくれます。

人と繋がる重要性については先ほど述べました。しかし、ひとりの時間もまた重要でしょう。自分と向き合うという意味でも重要ですし、全然何とも向き合わないという時間にも独特の意義があります。

私は比較的ひとりの時間が好きなほうです。また、体質的に人より長く眠る人でもあります。休息は活動と同じように大切です。休息は活動と同じように人生を豊かにしてくれます。

おわりに

ストレスを解消するためのいくつかのヒントについて述べてきました。私は他にも幸せに暮らしてくためのヒントとなる記事を書いていますので、よろしければこちらも参照してみてください。

では、あなたが上手にストレスと付き合っていけますように。