私はかれこれ7年間、UQ WiMAXをメインのネット回線に使用しているユーザーです。自宅で光回線等は使用しておらず、外出先でも自宅でも常にWiMAXを使用しています。
今回はそんなWiMAXについてレビューしてみたいと思います。
メイン回線としての利用は可能
生活スタイルにもよると思いますが、実際にメイン回線としての利用は可能だと思います。私が現に7年間も使用してきたわけですからね。フリーランスなどで外出して仕事する機会が多いという方は、WiMAXなどのモバイルルーターをメイン回線として利用する手段はありだと思います。
ただし、これから記述しますように短所もいくつかあります。それでは気になる短所について見ていってみましょう。
夜間の動画はちょっと厳しい印象
世の中の通信量が増える夜間の時間帯は、通信帯域の制限が行われているように見受けられます。私の環境ではYouTubeなどはかなり厳しいという印象です。途中で頻繁に動画が途切れたりします。
音楽ストリーミングなどもやや厳しい印象です。こちらは途切れるときもあれば、途切れないときもあるといった程度の印象でしょうか。基本的には、マルチメディア系のコンテンツはオフラインモードがあるサービスではないと厳しいという結論になると思います。
場所を選ぶ
私はスマホのほうはSoftbankを利用しているのですが、WiMAXはスマホの4G回線と比べるとかなり場所を選ぶという印象があります。
まず、地理的な位置です。私は複数の喫茶店などの出先で仕事をすることがあるのですが、繋がりやすい喫茶店と繋がりにくい喫茶店というのがわりと明確に分けられている印象があります。
次に、置き場所などの物理的な位置です。先に挙げた喫茶店の例では、繋がりにくい喫茶店では、どこの席に座るのかによって電波の入りやすさが違ってきます。自宅で使用する場合でも、WiMAXルーターを机の上に置くのと窓際の高い位置に吊るすのでは、通信速度に随分差が見られます。
やっかいなのが、ディスプレイの表示でアンテナマークが4本すべて立っていても通信が途切れがちになることがときどきあるということです。このアンテナ表示については、かなり甘い基準になっているなという印象を受けました。
試用してから購入を!
幸いにも、UQ WiMAXでは「Try WiMAX」というサービスを行なっているようです。契約前に15日間無料でお試しができるというサービスです。
本記事で書いた地理的な繋がりにくさの問題、帯域制限の問題などは実際に体感してみるのが一番早いでしょう。外出先での利用が想定されるなら、実際に利用するであろう喫茶店などを回ってみて繋がりやすさをチェックしてみるべきです。
とはいえ、なんだかんだで私も7年も利用してきたサービスなので、悪いサービスではないと多います。まずは「Try WiMAX」を試してましょう。
それでは、みなさんも楽しいネットライフを。