アイルランド系アメリカ人のフィドラー、リズ・キャロル Liz Carroll による2002年のアルバム。ギター伴奏はおなじみのジョン・ドイル John Doyle です。
全体的に明るいトーンで、非常にとっつきやすいアルバムです。アイリッシュフィドルの入門盤にいいのではないでしょうか。
アルバムの開始を告げる軽快な「The Rock Reel」、アコーディオンとの併走が美しい Slide の「Anlon McKinney / Mind The Dresser」、分厚く重ねられたストリングスのサウンドが印象的な表題曲「Lake Effect」など、多くの曲がリズ・キャロル自身の作曲によっています。作曲者としてのリズの魅力も味わえる名盤です。
ギターのジョン・ドイルとの共演では、他にも「In Play」(2005)、「Double Play」(2009) といった作品があります。気になった方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。