人生3X年目にして、初めて自分の仕事に納得できるかもしれない

いや、なんか急に思っただけです。夜にお布団に入るときに、そうかもしれないと思って。

執筆中の書籍「人生の意味のつくり方:幸せと自己肯定感のためのレッスン」の原稿が10万字を超えた。本として普通の厚みになるくらいの分量だけど、もう少し書く必要がある。13万字くらいでまとまるかな。ちなみに1冊目に出した楽器の本は8.8万字、2冊目の投資の本は16.7万字だったので、今回はその中間くらい。

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私が自分の仕事に納得していたことは、過去にほとんどなかったのではないかと思う。

随分昔に成人して、就職して、つい去年までずっとITエンジニアをやっていた。10代の頃には既に自分の専門分野を決めていて、新卒で入った会社もストレートに第一志望のとこだった。ここまではすごくよさそうな展開に見える。でも、そのあとは本当に何から何までダメだった。10年以上、信じられないくらいダメだった。

私が会社で死ぬほど体調を崩していた話は、過去にブログやnoteで何度も書いている。一応リンクを貼っておくと「社会でちゃんとやっていけない我々はどのように働けばよいのか (2024.4.30)」の記事や、「努力は状況によって引き起こされる (2024.6.1)」など。この話はもう繰り返さない。

納得……納得ってどうしたら生じるんだろう? ちゃんと頑張れてるとき? やれることを全部やり切ったとき? これはちょうど、今書いてる本のテーマにも関係するキーワードだ。自分の人生に意味があるとか、自己肯定できているというのは、自分の生き方や自分の存在に納得できているということだから。

理由を説明しようとしなくていい。それが理由によるものなら、解決策となる理論が仕立て上げられるだろう。そういうものがあれば、世の中で働いている人たちだって、ここまでやりがいの欠如とか満たされなさに悩む必要はなくなるだろう。ところが、そうはならない。納得するということは、実際にやったあとに訪れる心の状態のことなので、頭で知識を仕入れたところでなんとかなるタイプの問題ではないからだ。これは理論の問題ではない。

とはいえ、適切な助言はできると思う。私が今書いている本がちょうどそれだ。

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執筆業を始めた当初から、土日祝日はお休みと定めている。やる気があるからといって休日にまで何かやってしまうと、平日にエネルギー切れになることが目に見えてるので。休息は大切。全体としての生産性が肝心。

それなのに、散歩中だとか家事を終えてひと息ついたときとか、ふとした拍子に勝手に書きたいことが浮かんでくる。平日も休日も関係なく。ここはルールを守って、休みの日は思いつきをスマホでメモするだけにとどめる。月曜から金曜までやっていれば、やった分はちゃんと進む。焦らなくてよい。

でも、もっとちゃんと売り上げがないとダメだよな〜。正直、この出版業1年目としては、普通の会社員みたいな収入レベルには全然なっていない。数百円の印税で数百万の年収にするってすごく大変で、すぐにできないのは当たり前といえば当たり前なんだけど。それが簡単なら、誰だって「嫌なことだらけの会社なんて辞めて、フリーや自営で独立すればいい」って話になるもんね。そんな簡単な話はないです、それも当たり前。

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2024年も残り3週間を切った。来年の抱負を述べるにはまだちょっと早いが、来年も頑張るということだけはもう決まっている。決める前から決まっている。

頑張らなかった自分に納得するなんて、できるはずがないんだから。


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