昔は読書感想文とかめちゃくちゃ苦手だったのにね

先日の記事「本が少しずつ売れている (2024.3.14)」でも少し触れたけど、私は記録魔である。自分にとって大切な活動において、数字に意味があることがあれば、基本的に何でも記録を残す。

2週間ちょっと前から、原稿の文字数を毎日記録するということをやり始めた。執筆で使っているMacのPagesというソフトでは、今開いているファイル全体(もしくはカーソルで選択中の部分)の文字数を自動で表示してくれる機能があるので、それをオンにしておけばよい。夕方に仕事を終えるタイミングで、この数字を表計算ソフトに毎日入力していけば、その日に進んだ文字数を前日の数字からの引き算で出せて、グラフにしてすぐに見ることができるというわけ。

(画像:執筆中の「投資に正解は存在するか:堅実な株式投資のための入門ガイド」の原稿。画面の下部中央に小さく文字数が出ていますね)

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で、記録をつけてわかったのが、私が文章を書くスピード。

平均すると、だいたい一日あたり3,000字から4,000字くらいで安定しているらしい。400字詰めの原稿用紙に換算すると(今の若い子って原稿用紙見たことあるの?)、1日に7枚から10枚くらい書ける計算になる。調子がもっとよい日なら5,000字オーバー、逆に調子の悪い日だと1,500字〜2,000字くらいになる。

記録を始めてよかったなと思うのは、その日の生産性から自分の体調がはっきり把握できることである。個人で仕事をするというのは会社員と違って、18時までとりあえずパソコンの前に座っていたからといってお給料が出るわけではない。実際にやった結果がすべてである。

こういう状況であれば誰でも生産性が大切だと思うだろうけど、特に私は身体が弱くて、本当に簡単に体調を崩すので、具合が悪いときにすぐに休んだりするのはかなり大切である。体調との付き合い方も、たとえば1冊目の本(「社会人のための楽器の継続と上達の手引き:練習の習慣化から、音楽性を深めるまで」。読んでね〜!)を執筆し始めた頃と比べれば、だいぶ上手になってきたと思う。

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ふと思い出したこと。小学校の頃、私は読書感想文というのが全然好きではなかった。

少し調べてみたら、小学生の書く読書感想文は原稿用紙3枚で1,200字、中学や高校になると原稿用紙5枚で2,000字くらいが普通らしい。ということは、今の私は「今日は脳ちゃんの調子が悪いな」という日でも、中学生の書く読書感想文1本くらいの長さの文章は書けているということになる。

面白いなあ。私がブログの執筆を本格的に始めたのは、ちょうど半年くらい前のことで、これは「仕切り直します。 (2023.9.25)」という記事に記録が残っている。さらに、文章を書くことを仕事にしたいという夢は「ブログ雑感 2023年10月 (2023.11.2)」という記事で表明したのが初めてだったと思う。でも、この頃はそこまで現実感がなかった。

12月の頭に1冊目の本を執筆し始めて、2月中旬にKindle向けの電子書籍として出版できたとき(この話は1冊目の本の「制作ノート」の記事に詳しい)、ようやく私の夢は現実的な目標、つまり「カウンセラーになる」とか「栄養士になる」といったことと同じ、職業としての目標になったのだと思う。

こんなふうになるなんて想像してなかった。10年前もそうだし、1年前や半年前だってそうだ。人生って何が起こるかわからない。まあ、これはありきたりな感想だけど、本当にそう実感するのである。

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さきほどスクリーンショットを貼った2冊目の本「投資に正解は存在するか:堅実な株式投資のための入門ガイド」は、最終的な分量がどれくらいになるのかはわからないけど、とりあえず半分以上は書き上がってると思う。

初夏を迎える前にはリリースしたいと思う。引き続き頑張りたい。


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