(お知らせ:このブログはだいぶ昔に趣味的にやっていたものです。技術的な話題メインではないですが、現在は出版レーベルのシロイブックスを運営しているので、よければそちらもチェックしてみてくださいね!)
バイナリファイルの中身を cat
したい(表示したい)場合、cat
コマンドではなく od
コマンドを使用します。
詳細は man od
コマンドでマニュアルを表示できますが、一般的な使い方としては以下になります。
od -t x1 ファイル名
-t
オプションで x1
と指定しているのは、出力フォーマットを「16進数の1バイトずつ」に指定するためです。これは od
コマンドがデフォルトでは8進数で表示するコマンドであり、16進数のほうが普通の技術者にとっては読みやすいためです。
od
コマンドは cat
コマンドと同じく、標準出力にファイル内容が一気にすべて表示されますので、必要に応じて less
コマンドや head
/ tail
コマンドを併用するようにしましょう。
以下の例は、サンプルの jpeg ファイルの先頭を od
コマンドと head
コマンドで表示してみた様子です。
od -t x1 sample.jpeg | head
この記事の内容としましては以上です。