アイルランド系アメリカ人のフィドラー、リズ・キャロル Liz Carroll による2000年のアルバム。
このアルバムではリズ自身の作曲によるチューンが数多く聴けます。いい曲だなあと思って調べてみると、あれもこれも作曲者が Liz Carroll と出てくるんですよね。
オリジナルの曲でよく目立つのはTr.1の「Sevens」、Tr.2の「The Champaign Jig Goes to Columbia」、Tr.4の「The Golden Legs」、Tr.9の「The Ugly Duckling」、Tr.14の「Lost in the Loop」あたりでしょうか。
タイトルトラックの「Lost in the Loop」は素晴らしい曲です。永久にループして聴いていられそう。
逆にトラッドの曲としてはTr.1の「Cup of Tea」、Tr.12の「The Silver Spear」や「The Earl’s Chair」あたりですね。リズはトラッドの曲を弾いてもしっかり彼女なりの味付けをしてくるので、オリジナル曲も嬉しいけどトラッドももっと聴かせて! という感じになりますね。