苦しみってすごく個人的なものだ

何かに悩んでいたり苦しんでいたりするときに、「もっと大変な人やもっと苦しい人だっているんだ」みたいなことを言われることってありますよね。 まあ、それは間違ってはいないです。今の日本は基本的には平和な国で、経済には多少陰り …

たこ焼きの中心に存在する、タコ以外の何か

自分には友達なんてひとりもいない、と思っていました。 「ひとつの季節が終わった(かもしれない)話」で書いたように、私が生きているということの意味を多少なりとも感じられるようになったのは、コンサーティーナという楽器を始めて …

楽しいっていうのは大変だってことだ

「楽しくて仕方がない」という幻想 こうしてブログのような場所に文章をたくさん書いていると、好きなことがあっていいですねとか、自分もそういう夢中になれるような楽しくて仕方がないことを見つけたいですとか、そんなふうに思われる …

静かに過ごす

私は相当の音楽好きなので、ひとりでいるときはだいたい音楽を聴いています。何か作業や家事をしながら聴いていることもあるし、寝転がってゆっくり音楽に集中することもあります。ただ最近のことなのですが、何かを再生し始めたときに「 …

ラッセル、私のヒーロー

行動する哲学者 その本に出会ったのがいつのことだったのか、正確には覚えていません。ただ、学生時代であった18歳か19歳の頃、既にカバンの中にその本を入れていた記憶があります。イギリスの哲学者、バートランド・ラッセルが19 …