こうして言葉にするとバカみたいなんですけど、私は「自分って天才!」と感じることがちょいちょいあります。スポーツでも芸術でも、とにかく何かをやってみたことのある人にはわかると思うのですが、「うまくできる」ということはすごく気持ちがいいんです。
これは無理に自分を鼓舞するという意味ではないです。たとえば私は楽器を弾く人ですが、楽器に関して私は自分にあまり才能がないということをちゃんと理解しているので、演奏に関して「自分って天才!」と感じることはほぼありません。逆に、プログラミングをするとか文章を書くといった領域については、私は自分にある程度のことができるというはっきりした手ごたえを持っています。
何かを表現する上で、自分の中に客観的で厳しい目を持っておくというのは必要なことです。でも、自分に厳しすぎるとやる気がなくなりますよね。やる気がなくなるのはいけません。やる気というのは人からもらうこともできますけど、自給自足するのが基本です。
褒められることって実際、あんまりないじゃないですか。私も誰かの人間性が好きだとか、作品に感動したとか、なるべく伝えるようにはしてますけど、やはり世の中には圧倒的に「褒め」が不足しています。
自分に嘘をついてもしょうがないので、「褒め」には根拠が必要です。頑張る必要はあるんです。でも、みんなもう少し、軽率に自分を褒めるっていうことをしてもいいような気がしますね。
関連記事
近い話
- 自分で自分のこと落としちゃダメです (2023.10.30)
- 自分を信じるとはどういうことか (2023.11.3)
- いつだってベストを尽くしている (2023.12.1)
- 頑張ったときのアルバムを作っておこうぜ (2023.12.11)
少し離れた話
- 継続は力なり(やり方が正しい場合に限る) (2023.11.13)
- 熱くはないが、とても強い気持ちについて (2023.12.9)