性格のいい人間はサイコー、みんなも性格がよくなるべき

これは常々思うことなのですが、仕事が優秀ですごく稼いでいるとか名前が知られているといったことは本当にどうでもよくて、単純に人間がやさしいということに勝る資質はないように感じます。やさしさ、思いやり、温かみ、親切心などですね。心の中にそういうものがあるのはよいことだし、それが具体的な行動として表れているならなおよいです。

私が楽器を弾く人なので、ときどき友達と公園に集まって、みんなで一緒に楽器を弾く会をやることがあります。最近改めて気づいたことなのですが、ここに集まる人たちは本当にいい人ばかりです。趣味の集まりというのは、仕事でのプレッシャーや家族のような近すぎる距離とは無縁なので、人間性のよい面だけが現れやすいという点はあると思います。それにしても、みんな実に性格がいいです。よい仲間に恵まれたということをしみじみ感じます。

仕事上でどうしても関わらなければならない人間などを除けば、なるべく人のいい人と付き合うようにするといいです。人間的な温かさというのは伝染するので、いい人と過ごす時間を増やすと、幸福度が確実に底上げされます。もちろん、可能ならば職場環境だって人間関係の良好なところを選びたいですよね。職場というのは平日に最も長い時間を過ごす場所ですから、そこで受け取っているものがプライベートでの性格にも影響してくるということは実際に起こります。誰かに親切にされれば、その人や他の人に別の親切を返したいと思うのが普通です。反対に、悪意も伝染したり増幅されたりしますが、そういうこととは可能な限り距離を置いたほうがいいです。

人間は自分と似た性質の人に惹かれる性質があるので、いい人と仲良くなるための近道は、自分もいい人になることです。こういうことは、自分の心の中と周りの人間との相互関係で育まれていくので、時間をかけて自分を育て、人間関係を育てるということをしていくといいと思います。

お金も地位も、墓場までは持っていけません。「人が最後に残すことができるのは、他人に与えたものだけだ」と言われることがあります。自分の中に温かい人間関係の思い出があって、他人の中にも自分という存在の記憶が残っているとしたら、それでもうあなたの人生は成功と言えるのではないでしょうか?

余談

ちなみに、私のやっているのは民族音楽で、アイルランドの伝統音楽です。アイルランドという国はノーベル文学賞の作家を多く出しているので、「アイルランドの国民性には、人間関係に関する重大な何かがある」という指摘をどこかで読んだことがあります。日本でアイルランド音楽を愛好する人たちにもそういう人間性が流れているのか、はてさて……。

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