スマホで写真を上手に撮るコツ

みなさんは写真を撮るのが好きですか? 私は大好きです。近年はスマホの普及などもあり、写真を撮るという行為はいっそう身近なものとなりました。

せっかく写真を撮るからには、上手に撮りたいですよね。この記事ではスマホ等でも簡単に実践できる、写真を上手に撮るコツについてお伝えしたいと思います。

大胆に寄る

被写体に寄った作例

被写体に思い切り近寄ってみてください。近すぎるかな、と思うくらいにです。被写体に寄ると、その写真が主張するものが明確になります。できればズーム機能を使うより、自分が実際に被写体に近づいてシャッターを押すようにしてみましょう。

構図を意識する

「井の字」の構図を意識した作例

構図を意識しましょう。一番簡単なのは、画面全体を「十の字」に4分割する方法と、「井の字」に9分割する方法です。4分割もしくは9分割したときのラインを意識し、被写体の輪郭がそこに沿うようにしてみましょう。

上の作例では「井の字」の分割を意識していて、水平線によって上から「雲」「船」「草」の3つの領域に分けられていることが分かると思います。

近寄って構図を作る

近寄って構図を作った作例

先に述べた2つの方法の合わせ技です。適切に被写体に近づいたり立ち位置を変えたりして、綺麗な構図を自分で作り出しましょう。上の作例では「井の字」の分割を意識して、中心の領域に桜の花を配置しています。

非日常の視界を作る

真上を向いて視界を変えた作例

人の普通の視界は、立って前を向いている状態です。そうではない視界を作り出しましょう。真上を向いたり、非常に低い位置から斜め上を見上げたり、真下を見下ろしたりしてみるのです。普通の生活をしていたら見えない視界を作り出しましょう。

面白い被写体を見つける

楽器を被写体とした作例

面白い被写体を探しましょう。動物、道具、風景、いろいろあるはずです。何も旅行に行って珍しい景色を撮る必要はありません。生活の中で面白いカタチをしたもの、面白い表情をしたものを見つけましょう。

複数枚撮影する

連写を使用した作例

動く被写体を撮るときは連写してみましょう。その中に思わぬ表情を見せる写真が撮れているかもしれません。静止物を撮るときにも、フィーリングに任せて少しずつ構図を変えて複数枚撮ってみて、のちほど吟味するという方法が有効です。

おわりに

以上、写真を上手に撮る上での簡単なテクニックについて触れてみました。日常の中でカメラを構える際、意識してみるとよいでしょう。

写真は撮ること自体も楽しいですし、上手に撮れた写真がたくさんあれば、それを見返すのもまた楽しいものです。楽しんで撮りましょう

では、みなさんも楽しい写真ライフを。

ブログを1ヶ月続けた結果「マラソンのスタートかよ…」と思った話

ブログを始めて1ヶ月を経過しました。ブログ開設のリアルなところが知りたい方に向けて、現在の状況を書き記しておきたいと思います。

ハイペースで一気に書く

私がブログを開設した時期は、諸事情で家にいる時間が長く取れたので、仕事関係のことをしている時間以外はひたすらブログを書いていました。

書いた記事数は119記事です。1日あたり3.8記事ですから、相当ハイペースなほうだと思います。これを読んでいるあなた、比較して凹まないでください。たぶん私がヘンなだけです。

書いた記事の内容等は、過去の記事「ブログを100記事書いてみて分かったこと」に詳しく書いていますので、そちらを参照してみてくださいね。

誰も見に来ねえマラソン

さて、現在の状況としては上記の「100記事」の状況からあまり変わっておりません。誰も見に来ねえマラソンを走り始めてしまった気分です。

誰も、というのは比喩で、実際には見に来てくれる人はちらほらいます。ここ1ヶ月のページビュー数を明らかにしますと、月間736PVでした。1日当たりにすると約23PVです。

ほとんどがソーシャルからの流入で、具体的にはTwitterに記事のタイトルとアドレスを投稿していました。ちなみに私のTwitterのフォロワー数は280程度です。

注意すべきなのは、Twitterのフォロワーさんというのはそんなに外部リンクをクリック/タップしてくれるものではありません。私のフォロワー数でも、1記事に10PVもあったら「かなりよく読まれてるほう」でした。

サイトを開設したばかりではGoogle等の検索結果になかなか反映されない、という事実は過去の記事「サイト開設からGoogle検索に反映されるまでの期間」で触れたとおりです。

これがなかなかキツいですね。検索キーワードを意識して記事を書いているので、のちのちの資産になると思って書いてはいますが、キツいのには変わりありません。

自分の語り口ができ始める

ブログを1ヶ月続けて感じたのは、自分の語り口ができ始めたな、ということです。私は長年Twitterをやっていたので、書き言葉における「自分の口調」というものは一応はあると思っていたのですが、ブログを書き始める前と今とでは明らかに違いがあります。

私はブログに長文を書いているとき、自分のリズムに乗っているという感覚があります。心理学で言う「フロー」の状態に入っているのかもしれません。音楽を再生しながら執筆を始めると、いつの間にかその音楽は聴こえなくなって、気がついたら再生自体が終わっている、といったことも多々ありました。

おそらくこの「自分の語り口」というのも、1ヶ月で実感できたのは早いほうでしょう。私は先述のTwitterや、小規模なサイト運営などを長年やってきたおかげで、文章を書くということにはある程度の慣れがあったからです。

今はまだ「自分の語り口」を獲得していないという人も、たくさん記事を書いているうちにいずれは獲得できるでしょう。それが何ヶ月後なのか、何記事を書いたあとのことなのかは分かりません。しかし、いつかは来るはずです。

おわりに

えーと、このマラソン、まだ走り続けるんですか? という感じです。ひょっとしたら走り始めが一番キツいのかもしれません。しかし走ると決めたのは私です。

ブログ執筆は孤独な作業です。向き不向きは確実にあるな、というのが現在のところの私の感想です。挫折する人が多いというのも頷けます。

次回は300記事か、3ヶ月経過したときにでも振り返りを行うとしましょうか。では、次回の更新をお楽しみに。

ニシムラマホ 個展「花の行方」(2020)

名古屋市瑞穂区の GALLELY APA さんにて、画家のニシムラマホさんの個展「花の行方」に行ってきました。(なお会場の様子は写真撮影許可、SNS使用許可をいただいています。)

GALLERY APAの会場「FineRoom」の正面から

ニシムラマホさんは鮮烈な色彩と、力強い線が特徴の画家さんです。

私がニシムラさんの作品を知ったのは、友人に誘われて初めて GALLELY APA さんに行ったときのことでした。ギャラリーの一角に展示されている絵画の中に、ひときわ目を引く強烈な色彩の作品が何点かありました。私はそれらの作品の前で棒立ちになりました。衝撃的でした。色彩が爆発していたのです。

私はしばらくその場から離れられませんでした。最終的に、私はそのとき生まれて初めて「絵画を購入する」ということをしました。「星影の庭(さくら)」という作品でした。

会場「FineRoom」の一角

今回の個展で、そのニシムラさんに初めてお会いして、たくさんお話をさせていただきました。面白い方でした。

私はこのとき初めてニシムラさんが麻雀にハマっているということを知りました。Googleで「ニシムラマホ」と検索しようとすると「ニシムラマホ 絵画」といったキーワードとともに「ニシムラマホ 麻雀」とサジェストされます。どんだけ麻雀好きなんだ。(あちこちでそんな話ばっかりしてるらしい)

ニシムラマホ「蒲公英」(たんぽぽ)、2019年

上の写真は今回購入させていただいた作品です。部屋のよく見える位置に大事に飾ってあります。

ニシムラマホさんは同じく GALLERY APA にて、2021年にも個展を予定されているそうです。開催期間は11月27日〜12月19日。

ニシムラさんの過去のポートフォリオを見ていると、時の経過とともにある程度意識的に作風を変えられていっている作家さんであることが分かります。この先またどのような世界を見せてくれるのか、今後のご活躍が楽しみです。

うつ病はサプリで治る? いやいや、それはおすすめしない…

うつ病になってしまった。もしくは、うつ病になってしまったのではないかと疑問に思っている。そんなとき、サプリメントは役に立つのでしょうか。今回はその辺りについて触れてみたいと思います。

まず向かうべきは標準的な医療

もしかして精神科や心療内科への受診に抵抗があって、サプリで治せれば治したいと思っているのでしょうか。悪いことは言いません。まずは病院、クリニックに向かってください

「ウツっぽいかもしれないがはっきりとは分からない」といった微妙な状態なのでしょうか。それでも結論は変わりません。向かうべきは精神科医学の専門家であって、サプリではありません

私は医療従事者の知人がこのように言っていたことを覚えています。「医学的に効果が認められていれば医薬品になるはずで、効果が立証されていないからこそサプリはサプリなのだ」。これは本質を突いていると思います。

精神科に限らず、医療で使われている薬というものは、その安全性と効果について膨大な量のエビデンス(証拠)に支えられています。サプリにはそのようなものがないのです。

その理由に向き合おう

あなたはなぜサプリを検討し始めたのでしょうか。おそらくその理由に向き合う必要があるでしょう。

精神科や心療内科にかかることに心理的な抵抗がありますか。メンタル不調は誰でもかかり得る病気です。自分だけは風邪を引かない、自分だけはガンにならない、といったことはあり得ないでしょう。メンタル不調も同じです。精神科や心療内科を特別な受診科だと思う必要はありません。

それともあなたは既にメンタル関係の薬を飲んでいて、それでも効果がないと感じているからでしょうか。この辺りは私が以前書いた記事「うつ病の薬が効かない! そんな時は…」を参考にしてみてください。たまたま合わない薬を飲んでいたり、まだ十分に効果が出るだけの時間が経っていないだけかもしれません。お医者さんと相談してみましょう。

あるいは、今までにかかった医療関係者に不信感を抱いてしまっていますか。残念ながら、人間は神様ではないので、あまり腕の良くないお医者さんや、性格的な面であなたと相性の悪いお医者さんも存在します。そんなときは転院を検討しましょう。このようなケースでは運が悪かったと言えますが、それでも精神科医という専門家にかかること自体を諦めてしまわないようにしましょう。

もしかしたら、あなたは病気が治るということに対して絶望してしまってはいないでしょうか。私はうつ病関係の記事で繰り返し述べているのですが、うつ病の治療は長期戦です。どうか諦めないでください。うつ病は服薬と休養で必ずよくなります

おわりに

あなたがうつ病関係の情報をワラにもすがる思いで検索しているとき、ひょっとしたら「魔法のようにうつ病がよくなる」という情報を目にするかもしれません。

残念ながらそれは、弱ったあなたを食い物にする悪質な商売であるかもしれません。どうか専門家を頼って、信頼のおける情報だけを吟味するようにしてください。

では、あなたの不調が早くよくなりますように。

英語のリーディングの勉強にはKindleで洋書を買うのがおすすめ

みなさんは英語の勉強をしていますか? 私はなかなか集中的にとはいかないんですけど、継続的にある程度英語の勉強をしています。そんな私のおすすめの勉強の方法についてご紹介したいと思います。

電子書籍で洋書を買おう

私のおすすめ方法は、Kindle等の電子書籍で洋書を買うことです。私は電子書籍サービスはKindleしか使用したことがないので、ここから先はKindleに絞ってお話しします。

Kindleの強みは何といっても画面の長押し一発で辞書が引けることです。英語はある程度文法が身に付いたら、あとはとにかく単語力を増やしていく必要があります。この単語力を身につけるにあたっては、とにかく本を読んで、知らない単語をどんどん潰していくという方法が有効なんですね。

本を読みながらいちいち辞書を引くというのはなかなか手間なものです。画面の中で辞書引きが完結するというのは、Kindleの強力なアドバンテージです。

また、近頃ではみなさんスマホをお持ちでしょう。Kindleは専用端末でなくてもiPhone等のスマホでアプリが存在するので、通勤等のスキマ時間に読書を進められることもメリットです。

興味のあるジャンルを買おう

洋書を読むにあたっては、とにかく興味のあるジャンルの本を買うことです。私の場合は心理学や音楽が好きなので、そういった話題の本は読んでいて飽きが来ません。人によっては海外スポーツの話題が好きだったり、ミステリ小説が好きだったりするでしょう。

翻訳で一度読んだ本を改めて洋書で買うといった方法もおすすめできます。特に、何度も読み返したような座右の書がある方はラッキーです。一度内容が頭に入ってしまっている本を読むと、知らない言い回しが出てきたときでもすぐに頭の中で和英の対訳が出てきます。

レベルが上がってくると、翻訳で読んでいたときには気づかなかった原著のニュアンスを読み取ることができるようなケースにも遭遇するでしょう。こういった上達の実感はモチベーションを維持する上でも非常に重要です。

おわりに

ここで述べた方法はもっぱらリーディングに関するものでした。ヒアリング、スピーキングなどはまた別の勉強法があると思いますが、英語に慣れ親しむという上で最も手近なのはリーディングでしょう。

ここで述べた方法があなたの英語学習に役に立つことを願っています。では!

入門編: Warp Records の名盤を探る

イギリスの電子音楽の名門レーベル、Warp Records。常に時代の最先端を行くサウンドを届けてきたレーベルですが、そんなWarpを代表する名盤を3枚、セレクトしてみました。

Boards of Canada – Music Has The Right To Children (1998)

スコットランド出身のエレクトロニック・デュオ、ボーズ・オブ・カナダによる1stです。温かいビートと、サンプリングされた子どもや女性の声が唯一無二の世界を作っています。ジャケット・アートワークともあわせて非常に幻想的な世界です。

強い個性を持ちながらも難解さはなく、エレクトロニカというジャンルの中でもかなり聴きやすい部類に入るかと思います。エレクトロニカという世界に馴染みのない人にはうってつけの1枚と言えるでしょう。

Aphex Twin – Syro (2014)

イギリスのコーンウォールが生んだ鬼才、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェームス Richard D. James による作品。こちらもWarp Recordsの看板アーティストであり、一度聴いたら忘れられない奇妙な音像が詰まっています。

2014年の本作「Syro」は彼がしばらく活動を休止していたあとにリリースされた復活作で、その奇怪でありながらもポップに聴けてしまうセンスはさすがと言うほかにありません。中毒性の高い1枚です。

Autechre – SIGN (2020)

イギリスのエレクトロニック・デュオ、オウテカによる作品。1993年の1st以来、オウテカはWarp Recordsの中でも最も先鋭的、実験的なサウンドを開拓してきたユニットです。

2020年の本作は、そんな彼らが結実させたエレクトロニカの最新型です。抽象的な音響と不規則なビートが襲いかかる世界は、おそらく初めて聴く人には度肝を抜かれるものとなるでしょう。聴けば聴くほど味が出てくる、極めて中毒性の高いアーティストです。

おわりに

ある程度時代を分散させて3枚をチョイスしてみました。Warp Recordsのその他の代表的なアーティストについては、Wikipediaのページなどが役に立つでしょう。

Warp Recordsはレーベル設立20周年を記念して「Warp20 (Chosen)」というコンピレーション盤も出しています。こちらもWarp Recordsのレーベル全体のベスト盤とも言うべき内容となっているので、気になった方はチェックしてみるとよいでしょう。

うつ病でも無理なく仕事を続けるコツ

うつ病という病気を抱えながら仕事を続けていくには、さまざまな工夫が必要となります。一度うつ病を経験したということは、何か生き方を見直すべきだというサインであることが多いですし、そうでなくても一度病気を経験した身体というのは以前ほど強くはなくなっているものです。

そんなうつ病を抱えながら働いていくヒントについて述べたいと思います。

とにかく人に頼る

とにかく人に頼りましょう。これがまず最初にできるようになったほうがいいことです。うつ病になる人の多くは、責任感が強く、何でも自分の力でどうにかしなければならないと思いがちです。それはあなたの長所でもありますが、同時にあなたを苦しい立場に追い込んでしまう性質でもあります。

仕事のチームプレイです。働くそれぞれの人の長所がそれぞれの人の短所を補い合って成立しています。仕事上で難しいと感じたことがあったら、素直に上司や同僚に困っていることを相談しましょう。ヘルプサインを出せるようになるのです。

ひょっとしたら責任感の強いあなたは、前回うつ病で体調を崩してしまったときにも、直前になるまで上司にも気づかれないくらい、自分の状況を隠し通せてしまったかもしれません。しかし、そこはオープンにしたほうがよいところでした。職場において「うまくいっていない」ということは、むしろ積極的に共有したほうがよい事柄なのです。

人に相談をすることは苦手でしょうか。相手に迷惑をかけてしまわないか心配でしょうか。大丈夫です。そんなに迷惑にはなりません。部下の問題を解決することは上司の仕事の一部です。職場では解決すべき問題が日々たくさん起きており、あなたの困りごともその中の一つとして、意外にも淡々と処理されるでしょう。

もっともっと人に頼る

職場の外でも人に頼りましょう。以前体調を崩してしまったとき、家族や友人にご自身の辛い状況を話すことができたでしょうか。おそらくしなかったという人も多いと思います。

今度再び仕事が辛くなってきたら、迷わず近しい人に相談しましょう。何か解決法を求める相談ではなく、「今こんなことで辛いんだ」と話を聞いてもらうだけでも構いません。それだけでも随分と楽になります。

おそらく周りの人は今のあなたが思っているより親切です。きっと親身になってくれる人がいるでしょう。もちろんメンタルの病気というものに理解がない人はいます。そういう人と話すと「やっぱり話さなきゃよかった」などと落胆するものですが、そういう人はそういう人です。しょうがないのです。私は一部にそうした無理解な人がいることは否定しませんが、それでも積極的に人に助けを求めてみる価値はあります。

趣味で生活に張り合いをつける

あなたは何か趣味をお持ちでしょうか。一度うつ病を経験した人というのは、病気に生活が飲み込まれます。働き続けられるのかという不安が常に襲ってきて、いつでも病気のことを気にするようになって、灰色の生活になりがちです。視野が狭まってしまうのです。

土日などに楽しめる趣味を持ちましょう。これは気分転換というメリットがあるだけではなく、趣味が楽しめなくなってきたら病気が悪化してきているサインとして読み取ることができます。

ちなみにこの記事の筆者の趣味は楽器を弾くことです。楽器は人と集まって一緒に弾くことができるので、楽しい友人関係の中でリフレッシュするという大きなメリットがありました。そして楽器を弾くことは意外と頭を使うので、好調・不調のサインを読み取るのにも役に立ちました。

趣味がないという方は、これから見つけていってみましょう。もしあなたが休職中でしたら、趣味を見つけてもう少しゆるやかに生活を楽しむ、ということを休養生活の隠れたテーマにしてみてもいいかもしれません。

家事を最小限にする

フルタイムの仕事というのは、ただでさえ平日の昼間のほとんどの時間を占有しています。その上、生活のこまごまとした家事などを行うとなると、時間がいくらあっても足りないように思えてきてしまいます。

私がおすすめしたいのはミニマリスト生活です。いらないものを断捨離して、最小限の持ち物しか持たないようにするのです。これを行うと掃除なども楽になり、生活の手間は随分と少なくなります。私はミニマリスト生活を始めてもう10年ほどになりますが、慣れてくると非常に快適です。

自炊のルーチン化も行いましょう。私は以前、半分冗談で(半分は本気で)「自炊が続かない人におすすめの鍋生活」という記事を書いたことがあります。ここで書いた方法は少し極端な例かもしれませんが、あなたなりの方法で、負担のない自炊の方法を見つけるとよいでしょう。

よく眠る

毎日よく眠るようにしましょう。うつ病を抱える人にとって、睡眠は何としてでも死守すべきものです。夜更かしはNGです。毎朝「よく眠れたな」と感じられる程度には睡眠時間を確保できるよう、逆算して就寝時間を考えましょう。

ちなみにこの記事の筆者はいわゆるロングスリーパーらしく、毎日9時間程度眠らないと良好な体調を維持できません。必要な睡眠時間は人によって異なるでしょう。ベストな睡眠時間を見つけましょう。

休日の昼寝の習慣もいいでしょう。私は休日はほぼ必ず昼寝をするようにしています。ただでさえ短い休日がさらに短くなってしまいますが、その分起きたら「さあ楽しむぞ!」となるので、休日の予定にメリハリをつけることもできます。

限界が来る前に休む

ふつう、人は具合が悪かったら休むものです。あなたが体調を崩す前はどうでしたか。なんだか調子が悪いと感じているのに休むことをせず、気がついたらうつ病になってしまっていた、なんて流れではなかったでしょうか。

具合が悪いときは容赦なく休みましょう。ためらってはいけません。「無理すれば行けるかも」という思いが頭をかすめるかもしれませんが、その「無理すれば」というのが元凶なのです。無理をしなければできないのならば、してはいけません。

私は以前、面白い話を聞いたことがあります。「仮病を使ってでも休みたいと思っているときは、どのみち心と身体が悲鳴を上げているサインなのだから、俺は適当な理由をつけて休むことにしている」というのです。これはよい考え方です。

限界が来たらもちろん休む

もしあなたの運が悪ければ、一度うつ病で休職して復帰したにも関わらず、再び休職の危機を迎えてしまうかもしれません。そういう場合はしょうがないです。休みましょう

一度休職してしまったあと、二度の休職したくないという気持ちは分かります。もうひと踏ん張りすれば乗り越えられるかもしれない、という場合もあるかもしれません。しかし、また限界を迎えてしまった上にさらに休まずに無理を重ねることで、回復が余計に遅れてしまうというケースもあるのです。この辺りは非常に判断が難しい問題です。あなたが再び限界を迎えてしまったという場合は、主治医の先生とよく相談して判断を行うといいでしょう。

あなたがうつ病の再発という危機を乗り越え、無事に働き続けられることを祈っています。

RAWAXXX & 呼煙魔 – Grow In 2One (2020)

かつてはMOL53のMCネームで知られたラッパーのRAWAXXXと、トラックメイカーの呼煙魔による2020年の作品。

RAWAXXXのリリックとラップはさらに円熟味を増しており、呼煙魔による抜群の安定感のあるトラックと相まって、素晴らしいサウンドを聴かせる名盤です。

1曲目「Back In The Days – 12」は「New beginning, back again」の言葉から始まる曲で、RAWAXXXの生き様が歌われたリリック。「MOL」から「RX」への変化も印象的です。

呼煙魔によるトラックは、曲によってはスクラッチもガンガン入っていていい感じです。3曲目「Wonderful Days」は特にスクラッチの使用が効果的で、「正直なとこ今中盤戦 俺にとって葛藤は通過点」のリリックも面白いです。

6曲目「Branch Point Feat. DOWNTOWN SWINGAZ」は「お前はお前を歌え」で始まるリリックが印象的。DOWNTOWN SWINGAZとの共演はMOL53名義の「ANTITHESIS」でも聴かれましたが、ここでも雄火のラップがいい味を出していますね。

10曲目「Diggin’In The Crates Feat. OLD DRIP JUICE」もOLD DRIP JUICEの客演が素晴らしいです。13曲目「Mind Spray」もタイトなトラックにアグレッシブなリリックが乗ります。19曲目「Cross Fingers」、20曲目「Walk Again -05-」は珍しくセンチメンタルな作風。

これまでMOL53/RAWAXXXの作品、呼煙魔の作品を追ってきた人にはマストと言える作品でしょう。

【Track Listing】

  1. Back In The Days -12-
  2. In 2 Raw -Grow In 2One-
  3. Wonderful Days (Cut By 呼煙魔)
  4. Iron Scrap Dream
  5. Blink (Cut By 呼煙魔)
  6. Branch Point Feat. DOWNTOWN SWINGAZ
  7. Na-Na-044 -16-
  8. Skit01
  9. Let’s It Bang -24Bars-
  10. Diggin’In The Crates Feat. OLD DRIP JUICE
  11. Counter Flow Feat. G-YARD
  12. Public Enemy Feat. SMACK DOWN
  13. Mind Spray (Shout By I-SET-I)
  14. Everything From Here
  15. The Die Is Cast (Cut by DJ KAZUHIDE)
  16. Underground
  17. Skit02
  18. One -All My Brothers & Sisters-
  19. Cross Fingers (Cut by DJ KAZUHIDE)
  20. Walk Again -05-

入門編: Talking Heads の名盤を探る

1974年に結成されたアメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズ Talking Heads。

メンバーはデヴィッド・バーン David Byrne (Vo, Gt)、ティナ・ウェイマス Tina Weymouth (Ba)、ジェリー・ハリスン Jerry Harrison (Gt, Key)、クリス・フランツ Chris Frantz (Dr)の4人です。

4人は美術大学の出身で、デヴィッド・バーンの特異なキャラクターを活かした芸術的なライヴパフォーマンスなどで知られています。そんな彼らの名盤を3枚、セレクトしてみました。

Fear of Music (1979)

1979年の3rdアルバムで、プロデューサーはブライアン・イーノ Brian Eno です。

1曲目「I Zimbra」はアフリカン・ファンクを取り入れた名曲ですが、このアルバムでは次作で見せるような大々的なファンク方面への転換は行われておらず、アルバム全体としてはトーキング・ヘッズが元々持っていた素直なバンドサウンドが(それでも相当にひねくれていますが)上手く活かされています。

4曲目「Cities」はフェードインとサイレンの音から始まる曲で、デヴィッド・バーンのヴォーカルとリズム隊の面白さが存分に発揮された曲です。ティナ・ウェイマスのベースはちょっとヘンな感じで味がありますね。ドラムのノリもフィルインなどを聴くとかなり面白いです。

5曲目「Life Durning Wartime」はブラス・セクションとアフリカン・パーカッションの入った曲。よく聴くとキーボードがいい味を出してます。8曲目「Heaven」も非常に美しいヴォーカル曲です。

トーキング・ヘッズの1枚目には案外このアルバムがいいのではないでしょうか。名盤です。

Remain In Light (1980)

前作で取り入れたアフリカン・ファンクの音楽性をさらに発展させた、1980年の4thです。プロデューサーは引き続きブライアン・イーノ。80年代のロックシーンを代表する名盤としても知られています。

ミニマルに反復するビート、コード進行が丸々存在しないワンコードの手法。相当とんがったサウンドです。1曲目「Born Under Punches (The Heat Goes On)」からファンク色が強く前面に出ています。

3曲目「The Great Curve」は反復するパーカッションに折り重ねられたヴォーカルセクションが極めて複雑な表情を見せる曲。4曲目「Once In a Lifetime」はシンセサイザーの音色が印象的な彼らの代表曲で、2つの曲をあえてチグハグにくっつけたような、ヴァースとコーラスの対比が面白い曲です。

トーキング・ヘッズを語る上で避けて通れない、ハズレのない名盤だと思います。

Stop Making Sense (1984)

彼らのライヴパフォーマンスをジョナサン・デミが映画化した作品、「Stop Making Sense」のサウンドトラック盤です。発売当初は9曲入りに編集されていましたが、現在流通している15周年のリイシュー盤では全16曲が収録されています。

これはぜひともDVDで楽しんでいただきたい作品ですね。YouTubeで映像がチェックできるようが、版権的にダメなやつかもしれないので正規のDVDをご購入をおすすめします。映画は何もないステージにカセットテープ・プレーヤーとギターを抱えたデヴィッド・バーンが現れるシーンから始まります。

テープのリズムとギターの弾き語りによる1曲目「Psycho Killer」から始まり、曲が進むにつれてステージにメンバーが一人また一人と加わり、ステージ上にはドラムセットやパーカッションのセットが追加されていき(当然設営スタッフの姿も映像に映り込んでいます)、最終的にはゲストミュージシャンを加えた9人編成のバンドとなります。

序盤の「Thank You for Sending Me an Angel」、「Found a Job」などはシンプルなバンドサウンドが聴けて非常にいいのですが、後半の大編成になったバンドのサウンドもものすごいです。「Burning Down The House」でのシンセサイザーとパーカッションの入ったサウンドの素晴らしさといったらどうでしょう。

バーンの驚愕のダンスパフォーマンスが笑える「Life During Wartime」などはぜひとも映像で見てほしいですが、音源だけ聴くとこれが踊ったり走り回ったりしながら歌っているものだとはとても思えないクオリティですね。バーンのヴォーカリストとしての技量は相当なものだと思います。

後半の「This Must Be the Place (Naive Melody)」なども感動的な曲です。全16曲で音源だと1時間16分ありますが、最初から最後まで飽きの来ない、芸術としてもエンターテインメントとしても一級品のパフォーマンスだと思います。

本作はライヴ盤ではありますが、クオリティが異常に高いので、トーキング・ヘッズの入門盤として最初の1枚目に聴いてもらっても全然構わないと思います。名盤です。

おわりに

トーキング・ヘッズの名盤を3枚紹介してみました。本文中にも書きましたが、映画「Stop Making Sense」は本当に名作なので、ぜひ映像でチェックしていただきたいですね。彼らのパフォーマンスに度肝を抜かれること請け合いです。

ここで紹介したアルバムが気に入ったら1stの「Talking Heads: 77」(1977)、2ndの「More Songs About Buildings and Food」(1978)にも手を伸ばしてみるとよいでしょう。

では、トーキング・ヘッズの素晴らしい世界をお楽しみください!

楽器の練習が続かない人へ: 楽器を続けるコツ

私はコンサーティーナという蛇腹楽器を、かれこれ5年以上続けています。マイナーな楽器ですが、アコーディオンの仲間で、バンドネオンをさらに小型化したような楽器です。

5年以上というと、それなりに長い期間と言ってもよいでしょう。この記事では楽器が続かない人に向けて、楽器を続けるコツについて書いてみたいと思います。

楽器との相性がある

人と楽器には相性があります。これは同じ種類の楽器の違うメーカーだとかそういう意味ではなくて、ギターを選ぶかピアノを選ぶかといった楽器の種類そのものを指しています。

たとえば私は、20歳の頃にクラシックのピアノを1年ほど習っていました。元々音楽好きだったので、何か楽器を一つでもいいから身に付けたいと思ったからです。

しかし、私のピアノの趣味はそれほど長くは続きませんでした。社会人になってから何かと忙しくなり、だんだんと楽器に触らなくなってしまったのです。

他にもアコースティックギター、ウクレレなどに手を出してみたこともありましたが、こちらもそれほど長くは続きませんでした。

しかし、コンサーティーナは違いました。楽器を触っていて「これこそが自分の楽器だ!」というしっくりくる感じがあったのです。これはピアノやギターを触っていた頃にはなかった感覚です。つまり「私に向いていたのはアコーディオン系の蛇腹楽器だったのだ」ということがようやく分かったのです。

楽器の練習が続かないと思っているあなたは、もしかしたらまだ運命の楽器と出会う前なのかもしれません。

とりあえず楽器を持って外に出る

私はよく休日になると、楽器ケース片手に近所の川べりや住宅地から離れた公園などに行って、そこで練習をします。とりあえず外に出て、楽器を弾ける環境に身を置くのです。

これは科学的に明らかにされたことですが、人の脳というのは面白い仕組みを持っています。人というのは頭や身体を実際に動かしているとやる気が出てくるようになっているのです。やる気が出てきたらやろう、というのは実は間違いで、やる気というのは実際にやっているうちにじわじわと出てくるものなのです。

楽器を弾ける場所というのは都合よく家のすぐそばにあったりはしませんから、必然的に私は少し長い距離を歩くことになります。このウォーキングも、ひょっとしたら眠っているやる気スイッチを押すのに役立っているのかもしれません。

一度外へ出てきてしまったらしめたものです。楽器を持っていれば、せっかく来たのだから…と少しは弾く気になるはずです。なんとなく気分が乗らない日でも、明るいお日様の下で楽器を弾いていると、いつの間にか気分よく楽器を弾いている自分に気づいたりすることもあります。

人前での演奏機会を作る

私の弾いている音楽はアイルランドという国の伝統音楽で、この音楽にはセッションという文化があります。カフェやアイリッシュパブなどに月イチで集まって、みんなで合わせて楽器を弾くという集まりです。お客さんに聴かせるのが目的ではなく(もちろんその側面もあるのですが)、ただ参加者が楽しむために楽器を弾くのです。

ジャズなどをされている方は、このセッションという言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。ジャズの世界にもセッションという文化があるからです。セッションのあるジャンルの音楽をやっている方は幸運です。どんどん人前に出ていきましょう

それ以外の楽器、たとえばクラシックのピアノなどを習っている場合は、習っている教室が関係している演奏会、発表会などはないでしょうか。先生に訊いてみるとよいでしょう。まったく発表の機会のない楽器というのはそうそうないはずです。

また、カフェ等でオープンマイクというイベントを開催している場所があります。ステージとマイクを一般に開放して、楽器好きな人に人前で演奏してもらおうというイベントです。お近くの地名で検索してみるとよいでしょう。

ここでひとつ気をつけておくことがあります。「いつか上手くなったら」は永遠に来ません。まだそんなに上手じゃない、と思っていても、早いうちから人前に出て行くことをおすすめします。

もちろん「1曲をそれなりに間違えずに弾き切ることができる」といった最低ラインはあります。しかしそれ以上のレベルになったら、上手い下手はあまり気にせず人前に出て行くべきです。人前での本番という経験は、あなたの演奏レベルを確実に上げてくれます

最初はおそらく、ものすごく緊張するでしょう。指先が震えるかもしれません。失敗して恥ずかしい思いを、悔しい思いをすることもあるでしょう。大丈夫です。今ものすごく上手に弾けるような人も、皆この段階を通過しています

人と繋がる

同じ楽器をやっている人と繋がりましょう。これはモチベーションの維持にとても有効です。人が頑張っているのを見ると、自分も頑張ろうという気になります。セッションや発表会があるのなら、そこで出会った人と繋がるチャンスです。

現代は幸いにもSNSが発達しているので、遠く離れた人とも繋がることができます。Twitter等で楽器関係のアカウントを探してみるとよいでしょう。定期的に演奏動画をアップしている人などもいて、きっと面白い世界が広がっているはずです。

私が以前に書いた記事「大人になってからの友達の作り方」では、趣味で友人を作る大切さについて触れました。ひょっとしたらあなたも楽器という共通項を通じて、生涯にわたる大切な友人と出会えるかもしれません

おわりに

ここまで書いてきたことは、すべて私自身の経験により確かめられたことです。もう一つ、私が確信を持って言えることがあります。楽器の存在はあなたの人生を驚くほど豊かにしてくれます

この記事にたどり着いた人は、おそらく音楽が大好きで、しかし楽器を弾くこと自体はなかなか続かない、という悩みをお持ちの人が多いと思います。ここに書いたヒントをもとに、その状況が少しでもよい方向に行くことを願っています。

最後に一言。楽しんでいきましょう。では、楽しい音楽生活を!