MacからiPhoneの写真をバックアップする方法

iPhoneで撮った写真は通常、iCloudというクラウドサービス上に保存されていますが、手動でバックアップを行いたい場合もあると思います。たとえば外付けハードディスクやUSBメモリなどに保存しておきたい場合ですね。

この記事では、MacからiPhoneの写真をバックアップする方法について記載したいと思います。なお情報は2021年4月時点(macOS 11 Big Sur)のものです。

バックアップの流れ

最初に以下のアイコンから「写真」アプリを開きます。もし「写真」のアイコンが見当たらない場合は、「commandキー + スペースバー」でSpotlight検索のウィンドウを開いて、「写真」と入力して検索してみてください。

「写真」アプリが開いたら、「最近の項目」を選択します。これを選択すると、保存されている写真が時系列ですべて表示されます。

次に写真がタイル状に表示されている領域で、「commandキー + A」を押してください。この操作により、表示されている写真がすべて選択された状態になります。

写真をすべて選択したら、メニューから「ファイル→書き出す→○○項目の未編集のオリジナルを書き出す…」を選択します。

次に書き出しのオプションが出てきますが、これは特に変更せずこのままで「書き出す」ボタンを押します。

フォルダを選択するウィンドウが出てきますので、保存したい場所を選んで「オリジナルを書き出す」を選択してください。

ファイル数が多い場合は少し時間がかかるかもしれませんが、操作としては以上です。

書き出したファイルの確認

試しに、書き出したファイルのメニューから「情報を見る」を選択してみましょう。「作成日」に撮影日が入っており、位置情報が「緯度」「経度」に入っているなど、オリジナルの情報がそのまま書き出せていることが分かります。

今回の記事の内容としては以上です。では。

ブログを2ヶ月200記事書いてPV・収益が鳴かず飛ばずだった話

本日、ブログの記事数が200記事に到達しました。200記事到達にかかった日数は65日で、1日あたりおよそ3記事書いてきた計算になります。

タイトルで既にネタバレしてますが、ブログで200記事達成したところで、収益とPVについて明らかにしてみたいと思います。

無慈悲なエイジングフィルタ

先月の月間PVは854PVでした。1日あたりおよそ28PVになる計算です。サーチエンジンからの流入はほぼゼロで、ほとんどがTwitterからの流入です。あと、このブログをブックマークしてくれているのか、ダイレクトアクセスも1割少々ありました。ありがたい話です。

とにかくサーチエンジンからの流入がないのがキツいですね。Googleにはエイジングフィルタという現象が存在していて、新規サイト開設から最低でも3ヶ月の間は、サイトが検索にほとんど引っかからない状況が続くそうです。Google先生、わりと無慈悲です。

気になる収益は

さて、気になる収益は…驚くなかれ、ブログ開設からの累計で53円でした。200記事書いて53円…時給にして1円未満です。うわあ。我ながらよく続けてるもんだと思いますね。

ブログを書き始めた時点で、ブログというものは最初はとにかくアクセスが集まらないこと、挫折する人が多いこと、というのは知識として知っていました。実際に2ヶ月少々ブログを続けてみて、その事実のリアルさというのを実感しています。

あと、ネタ切れの危機も迎えましたね。この辺りは過去の記事「実録! ブログのネタ切れ&アクセス無しが超つらい話」でも書いたんですが、とにかくキーボードに向かっていれば何かしらネタが出てくるという時期は終わった気がします。今後は日々のインプットが大切、というわけですね。精進します。

おわりに

ブログで200記事書いた結果のリアルなところをお伝えしました。エイジングフィルタの話が出ましたが、ブログの結果というのは運営期間と記事数の「低い側」に引きずられるんですね。

つまり、私のように記事数をたくさん書いても、物理的に時間の経過がなければエイジングフィルタの影響で結果はついてこないし、逆に時間だけ経過しても記事数がなければやはり検索流入は少ないでしょう。

まあ、ブログを書き始めた初期の頃に比べて、最近は多少肩の力が抜けてきた感じはあるので、これからもゆるゆると頑張っていきたいと思います。

Aidan Connolly – Be Off (2016)

アイルランドのダブリン Dublin 出身のフィドラー、エイダン・コノリー Aidan Connolly による2016年のアルバム。2019年には来日公演も行っているミュージシャンです。

エイダンはシュリーブ・ルクラ Sliabh Luachra の音楽の伝統を受け継ぎ、特に伝説的なフィドラーであるパディ・カニー Paddy Canny、パディ・クロニン Paddy Cronin、デニス・マーフィー Denis Murphy といったミュージシャンの影響を受けています。

このアルバムは「渋いのに聴きやすい」というかなり特殊な性質を持っていますね。先に挙げたアイルランド音楽界のレジェンドたちのエッセンスをしっかり受け継ぎ、ファンを唸らせる内容を保ちつつも、どこかBGM的に聴けてしまう軽やかさもあります。

アコーディオンやピアノ、ギターなど、曲によって多彩な客演が見られるのも魅力ですね。他の楽器は決して強く主張してくるわけではなく、どれもほどよいバランスを保っています。

どのトラックも素晴らしいですが、個人的にはラストのバーンダンスの「If There Weren’t Any Women in the World / Stack of Oats」がベストトラックかなと思います。ピアノとアコーディオンの入り方が素敵ですね。

アイリッシュ・フィドルの名盤として、あらゆるリスナーにおすすめできる稀有な作品と言えると思います。

入門編: LFO の名盤を探る

イギリスの名門レーベル、Warp Records の主要アーティストである LFO。シンセサイザーの強烈な音色を武器にした、ブリープ・テクノ Bleep Techno と呼ばれるジャンルの開拓者として知られるテクノユニットです。

メンバーはマーク・ベル Mark Bell とジェズ・ヴァーレイ Gez Varley の2人です。キャリアの後半ではジェズがグループを脱退し、マークのソロ・プロジェクトとなりました。

今回はそんな LFO の名盤について探ってみたいと思います。

Frequencies (1991)

彼らの1stで、ブリープ・テクノというジャンルを定義づけたと言っても過言ではない名盤です。荒削りな打ち込みのドラムに、芯の太いシンセサイザーの低音が乗ったサウンドとなっています。

6曲目の「We Are Back」で主張されるメッセージはなかなか強烈です。ヴォコーダーによる音声で「There are many imitators, but we are the true creators」(大勢の模倣者が存在するが、我々は真のクリエーターだ) と宣言されるのです。

少しアシッドっぽい、うねりの利いたシンセの音色も魅力的ですね。90年代前半のテクノシーンを象徴する作品だと思います。

Advance (1996)

1996年の2ndアルバム。1stと比べるとシンセのキラキラした音色が目立ち、空間の広がりを意識させる洗練された音作りとなっています。

このアルバムを特徴づけているのはドラムの荒々しい使用でしょう。2曲目「Shut Down」ではバスドラム、ハイハット、スネアの音色がいずれも強烈で、ドラムが主旋律を作っていると言ってもいい曲です。ベースの音色もかなり攻撃的です。

アルバムの中心に座る曲は5曲目の「Tied Up」。こちらもドラムの激しい音色を中心とした音作りとなっており、まさに彼らにしか作れないナンバーとなっています。

Sheath (2003)

ジェズが脱退し、マークのソロ・プロジェクトとなった2003年の3rdアルバム。マーク・ベルは2014年に43歳の若さで亡くなっているので、本作が LFO の最終作となっています。

サウンドのきらびやかさ、存在感のある低音、攻撃的なドラムと、これまでに彼らが見せてきた音作りが最も進化した形で示されています。彼らの作品としては1stを最高傑作と見る向きもありますが、私は本作が彼らの最高傑作なのではないかと思います。

全体的に音圧がものすごく、何重にも重ねられた音作りは過去になかったレベルとなっています。特にドラムの打ち込みなどは、人間がドラムセットで演奏することを前提としない重層的なものとなっており、マークの独自のセンスが光ります。

アルバムの中心となるのは8曲目の「Freak」。1stでも見られたヴォコーダーが再び使用されており、執拗に積み重ねられたドラムはまさに音の洪水とも呼べるサウンドを作り出しています。

おわりに

LFO の全アルバムである3枚の作品を紹介してみました。個人的には、どの作品から聴いてもハズレはないのではないかと思います。

クラシックなテクノの作品に馴染みのある方は1stから順に聴いていってもいいですし、現代的なサウンドのテクノが好きな方は3rdから逆順に聴いていくのもよいでしょう。

テクノの一時代を築いた LFO のサウンドを、ぜひお楽しみください。

入門編: St. Vincent の名盤を探る

アメリカのシンガーソングライター、セイント・ヴィンセント St. Vincent ことアニー・クラーク Annie Clark。かのデヴィッド・ボウイ David Bowie にも例えられるほど多才でアーティスティックな面を持つ彼女ですが、そんな St. Vincent の名盤を探っていってみましょう。

Marry Me (2007)

2007年の1stアルバム。みずみずしい歌声とアコースティックなサウンドで、彼女の入門盤にうってつけの作品です。タイトルトラックの「Marry Me」は「Marry me, John, marry me, John / I’ll be so good to you」と歌う美しい曲です。

Actor (2009)

2009年の2ndアルバム。作風としては前作の延長線上にあると思います。1stと同じく、ジャケットアートワークが美しいですね。1曲目の「The Strangers」はシンプルな音作りの曲で、それだけにヴォーカルの魅力が映えています。

Strange Mercy (2011)

2011年の3rdアルバム。ややエレクトリックな面が打ち出された作風となっています。2曲目の「Cruel」は彼女自身によるエレキギターの演奏が素晴らしい曲です。

St. Vincent (2014)

セルフタイトルとなった2014年の4thアルバム。この作品もエレクトリックな側面が強いです。5曲目の「Digital Witness」は力強いドラムとシンセサイザーの使用が面白い楽曲。

Masseduction (2017)

2017年の5thアルバム。タイトルの「マスセダクション」とは彼女による造語で、インタビュー記事によると「大衆 (MASS) を誘惑する (SEDUCTION)、自分に取り込む」という意味を込めているそうです。2曲目の「Pills」(錠剤) は社会風刺でしょうか。こちらもエレキギターの使用が魅力的で、ミュージックビデオも面白いです。